soragoto’s blog

20180101〜 浅慮なつぶやき 愚痴の倉庫

黒いアルビオンの後半読みました!

っけどね、やっぱり印象変わりませんでしたね。というよりもますます訳分からん思考回路の枢木スザク。ひ弱な守られる意識のままのナナリーもね。それにね、もっと腹立てたって良いと思うよナナリーは、人が良過ぎる。

2人の関係があの緊張感の薄い状態に至った経緯知りたいけども映画で語られるんですかね、期待してていいかな?でも語られたとしてもTVシリーズ版とは分断されてる気がするな。

 

まだね、DVD付きのムビチケ届いていないですからね、映画冒頭…どうなってるんだろうな…でも観ないで劇場公開日を迎えたほうが良いかなと迷うところです。

 

ホビージャパン2月号買っておいてはいるけどまだ読めてないですね、まだ、勇気出ない(小心

 

それはさておき、昨年2月のルルーシュ展の音声ガイドが発売されることになって嬉しくてたまりませんね!さっそく予約しました。この時期に予約開始とはなんてグッドタイミング。私的にはあのルルーシュ展はTVシリーズルルーシュ君とのお別れ会として用意されたのではあるまいかという気持ちなので、ええ、ひと区切りというかそんな感じですね、と書きながらまだ区切られてないぞ!

来月はついに映画公開ですね…どんな物語になるのか…せめて映画として楽しめるものであることを願うばかりであります。

 

 

黒いアルビオンの小説、まだ前半なんですけどね。

 


個人的に皇道におけるしーつーとシャーリーのこと以上に衝撃を受けた内容。

私の中のこれまでのゼロレクイエムの受け止め方がまるきり変わる。

 


ゼロレクイエムとは、ルルーシュとスザクが己の罪と罰について向かい合い、2人は同等な立ち位置で共犯的に最後まで世界を騙しながら贖いになった…のが私の脳内理解だったのですが、この物語は違いますね。2人は同等の立ち位置じゃない。

いや、もともと同等じゃなかったかもしれない。でもルルーシュはスザクにそう思わせたかったろうし、スザクもそれを知りながらもルルーシュの意思を汲み取り、そのように、つまり枢木スザクとしての個人を捨てゼロを全うすることに全力を傾けたろう、と思うのです。しーつーはその見届け人。

 


この小説のスザクはふりきってるというか己れの罪とは少し距離を置いてる気がする。それは世界をゼロとして背負ううえでの強かさなのかもしれないが。ナナリーは…なんだろう、元の守られる少女に戻ってしまったかのようだ。ダモクレスでの強さはどこに行ったかな?そして2人の間にはわだかまりも無さそうな雰囲気。時間が解決する思いはあるとしても。2年、経ってないんだよね。

 


つまりはルルーシュは持って行ってしまったのではないか。スザクとナナリーの背負うべき荷も。全て持って行ってしまったよ。そこはイカンだろ、と思う。人の罪まで持っていったら聖人化されてしまう。

 


皇道公開の際に。監督さんがルルーシュを称えてくれと言った意味が少しわかった気がする。バランスかな。同等では無くなった2人の間のバランス調整としてかもしれない。

藤堂さんに対し全然隠さない感じでスザクとして接してるんだもの。スザクの周囲には助けてくれる人がたぶん多く存在している。でもルルーシュは一人で旅立ってしまったよ。

そんなスザクの様子を知ればルルーシュはきっと嬉しく満足するとは思うよ。でもね、スザクがそんな風に周囲の人達と馴染めるなら、私はそもそもゼロレクイエム無くても大丈夫だったのではないかな?と思う気持ちも大きくなるよ。死を選ぶ以外の方法もあったのではないか、と。これじゃルルーシュひとりが受けた私刑じゃないか?

 


まあ、今回の小説はまだ前半だから後半読めば印象がまたガラリと変わるかもしれない。そしたらこの感想も黒歴史ね笑

いざとなったらテレビシリーズ本編のみを正史と受けとめることにするから。

 

 

 

復活の映画がある前提での小説だからこういう内容になったのかなあと思う。それからテレビシリーズ最終回後10年という時間。

 


最近のゲームコラボのストーリーもいろんな世界の可能性があることを示唆しているかのようではある。

アキトで言ってた「新しい宇宙」も気になるんだ。

共犯者であることを先にやめたのはむしろルルーシュか、と前回メモで気づいたですよね、私。順序立てて考えてみれば直ぐに気付きそうだけど結構時間かかっちゃいましたわ。

でもそうなるとスザク可哀想だなあ…
某所にも投げたんですけどね、、

反逆stage1冒頭でスザクはルルーシュの手を引き崖の上、高台に引き上げる(シーツーは離れたところで2人を見ている)。turn26ゼロレクでルルーシュ玉座車の上にいわばスザクを引き上げる(シーツーは教会で祈っている)演出構造になっている?ので、反逆はルルーシュとスザク2人の物語性が強いと思います。

少年2人は映し鏡、コインの裏表、双子性の存在か、切っても切れぬ関係性として描かれているかと。それは最終話turn26でスザクが社会的に死した後にルルーシュも死ぬことからも窺えるのですが…

その2人の関係性が復活でどう変化するか…
それに、ゼロレクイエムとは少年期終了の象徴とも思っているので、次のステージに行くところへ傍観者であることをやめたしーつーが加わることにより、2人の関係性がまたややこしくなったり崩れたりすることがあるんだろうかと恐ろしくも興味深く見守りたいような悲しいような。

ともかくスザク幸せになってねと思いますね。

それから話はズレるけど
復活PVのスザク君あんなに血だらけになってて、
「復活には血が必要だ」なんて言われてないことを願いますよ。

 

しーつーさんが自分の願いを叶えたいと思うのはありとして、世界の均衡崩しを利用してそれをしようとしていたらどうしよう…とイヤな想像してしまう。

 

件の王国は2年前はどのような情勢だったのか、2年前なら問題の片鱗はあったのではないか、ルルーシュはそれに気づいていなかったのか、しーつーさんは??

 


2年もあれば政治情勢は簡単に変わるかもしれないけれど(ルルさんも2年くらいでゼロレク成し遂げてるし)、どうもあの王国は嚮団が関わっているように思えるし、それならしーつーはゼロレク前にその情報を知っていた可能性があるのでは?知っていたけど黙っていた?

 


とか、悪い方に考えを巡らせてしまいます。ネガティブな性格してるな…

 


でもそもそも、あの王国の目的がまだ不明なんですよね。前ブリタニアのように世界を掌握しようとしているのか、それともしーつーのようなコード保持者を手中にしようとしているのか、それだとしーつーも危機にあるのかもしれない。

 


まあ、今からあんまり変に考えてたら消耗するだけですね。公開まで情報が小出しにあるでしょうし、その度に右往左往するんだわ、身がもたん。

 

 

 

シ「わたしにはまだ、約束がある」

 


ス「破ったな!ルルーシュが遺した平和を!」

 


次は誰のナレーションになるかな…

 

 

 

ところでスザクが「破ったな!」って表現するこれがなかなかに興味深いです。

平和を壊す、じゃなくて破る、か。

 


壊す、だと元々が「作り上げたもの」なイメージがありますが、まあ確かにゼロレク後の平和はルルーシュの死後にゼロやナナリーが見守るもとで、人々が世界を動かして成したもの、といった感触からきた言葉なのでしょうか。

 


ただこれ、約束を破ったな、に捉えることもできる。誰に言ってるの?

 

 

それから作り手側がルルーシュをどうしたいと考えてるのか私にはまだよく見えないのですね、人間にしたいのか(しーつーの言葉を借りるなら)魔王にしたいのか?

私は、しーつーさんがルルーシュにギアスを与えたことで魔王にする種がまかれたようなもので魔王完成間際にゼロレクイエムでルルーシュは人間になる道を選び取ったと言えるんじゃないかとも思っているから、うん。今公開されているPVではそこはまだ見えない…てかそこが肝だろうから映画公開までそこのあたりはシークレットかな?

復活で再び魔王の道を歩き出すのか、人間でいるのか、それとも第三の道があるのか?

メタ的な側面で考えるならルルーシュというキャラクターが魅力的なのは鬱屈した偽りの人生、不自由極まりない世の中に対する反逆精神の強さだろうと思うので彼をこれからもキャラクターとして活かすなら、彼をまたあえて困難な道に落とす可能性もあるんだろうな

 


それから、結果的にだけど、ゼロレクイエムはしーつーに対する契約不履行でもあるのかな。共犯者であることを先にやめたのはむしろルルーシュのほうなのか?

 

 

復活のPVが深夜にいきなりきて驚きましたね。でも発表がテレビシリーズ第1話放送日と同月日だそうなので長年のファンの方々は予想できていたのかもしれない。

観ての感想としては、意外と王道展開で来るのかな?と、スザクとナナリーに関しては(8/3の発表時にはスザクもルルーシュも出ませんでしたし、映像的に暗くて不穏な印象でした)。

親友と大事な妹の危機を救うためにヒーローは再び立ち上がる、みたいな展開ですよ。いや、ルルーシュをヒーローと言っては語弊があるけど。でも彼、正義の味方好きでしょう?たぶん。まあ、ただどうやって起きるのかいな?てところですが。起きるのか、叩き起こされるのか?ってとこもあるんですが今までの流れでいえばコードの継承になるのですかね。

 

てことで問題はしーつーさんです。彼女、皇道終盤に共犯者であること傍観者であることやめてるからなあ…。

スザクはルルーシュにコードの継承させようなんて思わないでしょうし、やはりしーつーさんの独断となるのか。ただ、その独断が何を基にしてるかですよね。それが「約束」なんでしょうが、テレビシリーズのルルーシュダモクレスへ出発する前に再度しーつーと約束してくれるけど皇道ではそのシーン無いです。単なる尺都合かもなんですが、それが無いので皇道しーつーさんの独り相撲感強いです、私の中では。でも彼女にとっては大事な約束なんだろうな。

私はね、彼女には昔々の作品であれですが999のメーテルみたいな立ち位置でいてもらいたいのですよ。でもカレンとの最後の戦いでの台詞も考えると彼女は魔女にはなりきれなかったのかな。ルルーシュと一緒に1人の人間として生きてみたいという願うのは彼女のこれまでの人生(あえて言おう)から考えればありなんですよね。なにせルルーシュはしーつーさんに感謝したたったひとりの人間なのだそうだから手放したく無いだろうて

追記:コード保持者がコード手放した後も普通の人間と同じくらいの寿命は生きられる前提で考えてますが、ここんところどうなのでしょね

 

劇場版皇道の特装版BOXが復活も収納できるって話で、先日の監督の話と違うじゃないですか、えー!??な思いでありますが。やはり復活は劇場版の流れをくむものなのか? もしくはSF的な超展開で新しい宇宙でもできちゃうとかなのかしらとまた思考が逆戻りですよ。

わざわざ劇場版3部作まで用意して復活を単品完結させるわけないとも思いますしね。

あとそれから復活はね、タイトルこそルルーシュの名前を冠しているけれども、シーツーさんの視点に立った物語になるのだろうかと妄想。いやもちろん主人公はルルーシュで、そう、叛道でのスザク視点みたいなものですね。反逆はあくまでもルルーシュとスザクの物語だからなあ、、2人がステージから一旦降りることでシーツーさんが上がれるのだよ…ね??さて。