soragoto’s blog

20180101〜 浅慮なつぶやき 愚痴の倉庫

ずいぶんと放置

この3年間くらいで観ていたのはプロメアと羅小黒戦記かな。
けっこう映画館に通い詰めました。

作品自体も魅力的だけど映画館の音響システムでこんなに音が変わるんだと、行ける範囲で色々な映画館へ行って楽しかった!

今はもう体力的に数は行けないなあ。
コロナ前と後じゃ環境も社会も変わってしまったって思う。

"星空の下で話すルルーシュとスザクって二人とも死者の目線で生きてる世界を眺めててさ、ああでもちょっと違うかな
銀河鉄道の夜のジョバンニとカムパネルラだよねえって思う"

 

やはりこの2人は対なんですよな

 

"スザクが神社の子である設定は特にそれが伏線となって何かエピソードに繋がることは結局無かったなぁって残念
設定は沢山作ってあるようだから、そこからこぼれ出るサイドストーリー観てみたいなと思うけど。"

 

キャラ造形的に2人揃ってこその内容だから、一方だけではつまらないんですよね。

 

復活では蔑ろにされてたスザクの活躍観たいなあ…

 

ナナリーの悲劇って兄と暮らせないことよりも、愛する兄には絶対そう思って欲しくない「ナナリーに俺は邪魔だ」って台詞を兄が女を引き止める言い訳に使ったことだろうなって思う。
それに、ナナリーは別に甘えの気持ちや心細さで兄と暮らしたい言ってるわけじゃなかろうにな。兄がいなくても立派に生きていける…ってさ、そういうことじゃないでしょうに。

ナナリーは兄とお互いのどこかかみ合っていない気持ちを修復したかったんだろう。もっと話したかったんだよ。
思えば、ナナリーはブラックリベリオンでV.Vに拐われてから復活のラストまで兄と笑顔で話せたことある?無かったでしょ?最後にはナナリーに笑顔のペルソナ付けさせ涙まで流させてしまったよ、それで良かったかい?ルルーシュ

ナナリーとスザクがルルーシュと話すシーンは建造物の中か夜だけで太陽から遮られてるんだ。しーつーはお陽さまの下でL.Lになるって言ってもらえて、ただいまとも最初に言ってもらえて、お帰りって言えるんです。ええ、そういうことなんだなって。

双貌のオズ」マリーベルの気性はルルーシュに似てるなと感じますし、スパクロにも出ているのに新映画作るならあれが先では駄目だったの?と思います。
ピカレスクロマンという位置付けなら「反逆」はR2でこれ以上無いほど綺麗に終わっていると思うので、反逆の続編としての復活で牙が抜けたルルーシュなら見たくなかったです。あれならいきなり続編では無い新作を作って影の存在で登場させても良かったんじゃないかと。何故復活してるかは敢えてストーリーで見せなくても匂わせる程度でもいいかなと。

 

*  *  *

そもそも何故「復活」映画を作ってまで「ルルーシュの物語を終わらせる」のか分からないです。いや、ルルーシュの物語はR2ですでに終わっているじゃないですか?それを敢えて「復活」させてから終わらせるって?
ルルーシュが生きてるのが悪いという意味じゃないですよ。そこに至るまでの過程に納得いかないんですよね。細かくあげるのは今は置いておいて、しーつーにあんなにも嫌な行動とらせるの何だろう??あれが可愛い、一途と言うのなら、もう感性が異なるのでまあ仕方ないんですが。

復活のルルーシュもしーつーも私にとっては別人だし、これでルルーシュの物語は終わりと言われてもなあ。

すんごく悪く考えるなら、TV版ルルーシュの記憶が強いままだと、別主人公のギアス物語を作るときに邪魔になるっていうことですかね?だから彼らを破壊したと。
でもそれは製作者側の都合ですよね。視聴者、観客のためではないのでは?と思っちゃいます。

 

3月も映画館に通いつつ、スタンプラリーに出掛けたり(扇さんのスポットは鬼畜でしたよ誰が考えたんですかw!!)、オケコンあったりでなかなか忙しかったです。

 

ここの投稿も考えてなかったわけでなく、例によってメモや某所には投げてたので少しずつまたまとめていくスタイル。

 

ゼロレクイエム後の「奇跡の」1年はルルーシュ復活でゼロレクが無意味なものにならないようにとファンへの気遣いなのかもしれないけど、スザクの「君がゼロをやるべきだ」とか衣装のやり取りのほうが驚きましたよ…ね

 

で、劇場版枢木スザクについて考えたのです。

劇場版3部作のスザクの役割は狂言回しである、と。それはルルーシュを許すための道程を観客と共に進む者である。

ただし、それはルルーシュを許しやすいように物語の各所で調整されているのでTVシリーズと同様に捉えていると齟齬が生じ観客が混乱する問題は起きている。

ゼロレクイエム後、舞台は復活へと移り、ルルーシュを許し終えたスザクは狂言回しを降りるが、次に与えられた役割は「古くからの友人」であった。

ルルーシュにとっては過去であり思い出であるスザクの存在はルルーシュの罪を思い起こさせC.Cの幸せや新規ストーリーの展開には重たいので今後はもう登場しないだろうと推測。まあ新作ギアスがあれば、の話ですが。

でもね、ギアスの人気はルルーシュとスザクのぶつかり合いも結構大きな要素だと思うんですがそこんとこどうするんでしょうね。

ところで、復活劇中のルルーシュの台詞「傷を奪うな」は皮肉なのだろうなあ。

復活のルルーシュ、ようやく4回目観たんですよ。だいぶ冷静に観られるようになったかなと思うんですが、やっぱり腹立つんですよ。私って結構怒りが持続するんだなあと感心してます。

 

今回はね、ナイトメア戦の話ですわ。最初の感想にもサラッと?書いたんですけど、ひ・ど・い、です。

せっかくの劇場版なのに勿体ない!どうしてあんなに絵が動かないのか…。一般的にはTVシリーズよりも劇場版のほうが作画や演出は良くなるものと思うのですが、そうじゃないんですね。

やたらある爆発シーンで迫力あるように誤魔化されてしまうけども、私が見たいのはそうじゃないんだ、ロボット同士のガチバトルだよ、殴り合いですよ。TVシリーズのバトルシーンが大好きだったから復活でも期待したんですが…残念です。

ロボの手書き作画出来る方がいないのであれば、亡国のアキトではオレンジさんのCGが活躍したじゃないですか。もうあんなに予算割いてもらえないってことなんですかね。スザクとカレンの共闘シーンなんてこれが最初で最後かもしれないのになあ…。スザク単体でのバトルシーンも少な過ぎるし、映画予告で最強の騎士と言われましてもあれじゃ説得力無い。

黒のアルビオンやら、まほろば、ゲッコウエイ、紅蓮の新機体と色々出してましたが、数多いだけでどれもパッとした活躍が無いのは何故なのか?

スザクのあれはランスロット?ですかね、装甲のハリボテ感強いし。シルエットも動きもモッタリしてるのは、今はそれともそういうのが流行りなんだろうか??

 

うーん、ほんと、コードギアスはナイトメア戦も売りのひとつだったんじゃなかろうか?と個人的には思っていたのですが、それにもチカラを入れてもらえず至極ガッカリな今回の映画でした。