soragoto’s blog

20180101〜 浅慮なつぶやき 愚痴の倉庫

皇道感想1

 

公開から約2週間経ちました。私は先行上映で観ることができましたが数日は頭が混乱してました。総集編と言われてましたが、これは違う。総集編と思うから混乱するんだ、パラレルというか新しい宇宙が出来たのだと、そう考えた方がスッキリしました。これは (1)制作側の都合といったメタ的な理由か、(2)SF的に新しい宇宙が作られた!みたいな物語になるのか、さあ、どっちだ。

ああ、やーだーもー!TV版だって観終わってからまだ半年も経っていなくて消化しきれていないのに困った(あら、スッキリしてない?)。

なので、感想をまとめるにあたっては劇場版だけで考えるのがいいんでしょうが、TVシリーズ版を先に観ているが故にどうしても部分部分を比較しながらになってしまいますね、これはねー、もうしょうがないですねー…時間が必要です。

 

 

 

下記は某所に投げた感想も含み再構成しながら残しときます。

 


シャーリーにはTVシリーズとは異なる役割が与えられたらしいと感じる。今思っているのはスザクとC.C.にはルルーシュとは関係が近すぎる深すぎる故に出来ないことがあるのではないかということ。そうでも思わなきゃ腑に落ちなくて。

劇場版3部作ともシャーリーはルルーシュとは電話越しの会話が大部分を占めていたんですよね。言わば、ストーリーに直接与しない「向こう側」の人間です。それがいきなりエンディング後に「こちら側」に来たので(手紙だけですが)唐突感がありました。それにルルーシュの反逆の物語を知らない彼女がどんなことがあってもルルの味方だと言っても説得力がイマイチでしてね。そして竹林でのシーン、C.C.はシャーリーに助けを求めて姿を現したのだろうか? C.C.が誰かに助けを頼むなんて今まで無かったが、さて。ここに関しても思うことがあるんですが。

 


「大切なものは遠ざけておくべき」…そうルルーシュに教えたのはC.C.だったのではないかと記憶しています(TVシリーズ版)。それならとルルーシュが遠ざけておくであろうシャーリーにC.C.が近づいたのは何故なのか?そして、これによってC.C.が後に「共犯者か…」と呟いた意味が変わってくるのか?劇場版のC.C.はそんなこと言ってないのかも…あれはたぶんマオの話で出た台詞だものなあ…。

まあ、どちらにしても劇場版のC.C.は皇道終盤の時点において「大切なものは遠ざけておく」という考え方はやめている、と想像しています。

そして、ルルーシュの共犯者かつ傍観者であることもやめている。少年2人が決意したゼロレクイエムに対する応えを彼女なりの意思を持って行動に移そうとしているのではないかと。妄想です。